◆2012年 マスターズ甲子園大阪府予選・1回戦◆
 ◎6月30日(富田林総合スポーツ公園)
豊 中 001 004 1   6
富田林 001 056 ×  12  (7回雨天コールド)
雨で日程が変更となり、シニアメンバー10人、ミドル4人、ヤング5人の計19人
で臨んだ一戦。グラウンドコンディション不良もあって、思ったようなプレーはでき
なかったが、いつもと同じくシニア組は好ゲーム。だが、ミドルチームで差をつけら
れ、今年も初勝利はならなかった。
敗因は守乱、投手の制球難…。いろいろ挙げられるが、やはりメンバーがきっちり揃
わなかったことが一番大きな原因だろう。9人以上が揃わなければ出場辞退となるシ
ニアは何とか10人揃ったが、ケガ人、病人を含めての構成。古野(33期)はゴル
フの練習のしすぎでテニス肘?と診断され、ほとんど投げられない状態。金山(36
期)は日頃の不摂生からか通風気味で全力疾走ができなかった。千葉へ転勤した北野
(32期)、学会で不参加の福岡(38期)という捕手ができるメンバーが不在で、
守りは厳しい状況に。金山がだましだまし4回までマスクをかぶったが、5、6回は
小原(36期)が無理矢理かぶる事態となった。それでも、シニア組は橋田(32
期)、瀬戸口(34期)、塩釜(37期)の投手陣が頑張り、明里(28期)の攻守に
わたる活躍もあり、試合は緊迫した戦いとなった。
だが、ミドル組のメンバー不足のため、シニア組で放った3投手全員が特別ルールで
ミドル組でも登板せざるを得なかった。5回頃から雨脚も強くなり、グラウンドもグ
チャグチャに。手は滑り暴投、バウンドが変わって捕球できず、フライも捕球の際に
大粒の雨が目に入って…。相手チームと同条件だが、自軍に不利に働いたのは間違い
ない。
ヤング組での挽回を期待したが、7回表に1点を返したところで無情にも主審の
「ゲームセット」と声が。ヤング組は一度も守備につくことなく、敗戦となった。
日程通りなら6月16日に試合が行われるはずだった。藤原(31期)はジャカルタ
から、北野は千葉から、西田(33期)は鹿児島から参戦。北村篤、岸本と初参加の
田渕(以上33期)、福岡、ミドルでは松崎(45期)、若手でも大前(54期)ら
が16日に雨の中、集合場所に姿を見せたが、30日の試合は欠席に。実際の試合当
日よりもう少し、メンバーが充実していただけに、残念と言うより他なかった。
シニア組は年々、選手層が厚くなるが、ミドル、ヤング組を何とか補強しなければ。
期待していた國廣(51期)は片鱗をのぞかせた。元ヤクルト・塚本(52期)の参
加を待ちたい。