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２００６年のデータ
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【前文】第３回マスターズ甲子園大阪府予選第１日は７月２９日、豊中ローズ球場で
１回戦２試合を行い、第２試合では初出場の豊中高校野球部OB会有志チームが５−８で敗れ、
７８年ぶりの甲子園出場は夢と消えた。
◆７月２９日 豊中ローズ球場 開始１２時０３分
| チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
| 豊中 |
0 |
4 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
- |
- |
5 |
| 天王寺 |
0 |
2 |
1 |
3 |
2 |
0 |
X |
- |
- |
8 |
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（四死球） ０ ２ ０ １ ０ １ ０ ４
（安 打） １ ２ １ ２ １ ０ ０ ７
豊 中 ０ ４ ０ ０ １ ０ ０ ５
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天 王 寺 ０ ２ １ ３ ２ ０ × ８
（安 打） ０ ３ １ ２ ２ ２ ９
（四死球） ０ ０ ０ ２ ２ ０ ４
（豊中）西田、赤尾、橋田、山田、谷口、長坂−北野、福岡
◆１〜３回 打 安 点 ◆４〜７回 打 安 点
�ィ院ゞ供‥帖聞癸械押法。押。院。押 ´。掘〇魁‥帖聞癸苅検法。押。押。�
�。僑祇勝‥帖聞癸械魁法。押。亜。亜 ´Α 〃� 栖（高３７） ２ １ ０
�Γ隠鏡屐“�（高３３） ２ １ ０ �ァ ゞ癲〇魁聞癸械供法。押。亜。�
�◆ ）漫〔遏聞癸械押法。押。亜。亜 ´В院｜� 口（高３８） １ ０ ０
3 明 里（高２８） ２ ０ ０ １ 長 坂（高３５） ０ ０ ０
9 中 川（高３５） ２ １ ０ �─ ‘� 田（高３８） １ ０ ０
7 瀬戸口（高３４） ２ ０ ０ �� 塩 釜（高３７） ２ ０ ０
７ 谷 口（高３８） ０ ０ ０ �◆ （ ＿�（高３８） ２ ０ ０
�─ ‘� 田（高３８） １ １ ０ �ぁ ゝ榾楾澄聞癸毅院法。押。亜。�
�ぁ ヾ漾）棔聞癸械魁法。亜。亜。亜 ´� 橋 田（高３２） １ ０ ０
３ 古 野（高３３） １ ０ ０
チーム打撃成績 ３１打数 ７安打 ３打点 ３四死球 ▽二塁打＝橋田
チーム投手成績 被安打１０ ８失点 奪三振３ 与四死球４ ３失策
【戦評】豊中は二回、中川の四球などで二死３塁とし、相手捕逸で先制。さらに藤田右前打、
岸本四球の２、３塁から橋田が中越え２点二塁打。西田の三ゴロ失でこの回４点を挙げた。
天王寺は二回に２本の二塁打などで２点。三回にも失策絡みで１点。四回には豊中４番手・
山田の制球難につけ込み、２四球と２二塁打、中飛失などで３点を奪い逆転。５回にも
２点を奪い試合を決めた。豊中も五回に山田の右前適時打で１点を返したが、
最後は天王寺若手速球投手の前に屈した。
【本文】
最後の打者・古野（高３３）の力ない飛球が相手一塁手のミットに収まった。ゲームセット。
しかし、一塁側・豊高野球部ベンチの面々には、逆転負けにも悔しさは微塵も感じられない。
７８年ぶり甲子園出場の夢は消えたが、久しぶりに触った硬球の感触は、遠い昔、
無心で白球を追った、あの夏の“青春”を確かに蘇らせた。
「ホントに楽しかった。来てよかった。やっぱり、硬球ってのは、いいもんですね」
出場最年長、明里（高２８）は感慨深げ。一塁まで届かない内野手の難しい
ショートバウンドを何度も裁き、巧守で貢献した。試合終了直後には、「また、来年やろう。
来年は勝とう」と大きな中飛を２本打った北野（高３２）は早くも２００７年大会へ
意気込みを見せた。
初参加の今回はまず、出場選手集めの作業が難航した。大阪府予選への参加申請が
認められたのは５月１０日。ここから、名簿作成と平行して、出場選手を募った。
出場選手登録締め切りは６月末と残された時間は１カ月少し。古野が知る高３２期から
３８期の卒業生に連絡し、参加者を募る。浅尾前監督（高３４）から最近の卒業生の連絡先を
聞き、宮本浩（高５１）らを中心に若手出場者を探した。結局、若手からの参加予定者は７人。
当日参加できた若手は宮本浩とプロゴルファーの山田（高４８）の２人だけ。
ベンチ入りしたのは若手２人と、高１３期の川上、最後に出場の決まった高２８期・明里、
高３２期の超特大２点二塁打を放った橋田、持病の腰痛をコルセットでカバーした北野、
高３３期の西田、赤尾、岸本、古野、高３４期の瀬戸口、高３５期の長坂、中川、高３６期
ながら高校時代より髪の毛の短かった？金山、さらに高３７期の塩釜、栗栖、高３８期の谷口、
チームドクターを務めた福岡、フル出場した藤田の１９人。この日の当初の参加予定も、
仕事の都合でこれなかった野田（高３３）、前田（高４９）、子供の少年野球大会参加で
泣く泣く不参加となった野間弟（高３８）と、他校と比較すれば、決して恵まれた戦力とは
言えなかった。しかし、昔とった杵柄。久々の硬球も、問題にせず、しっかりプレーできた。
難点があったとすれば、自分の頭の中で描いたように足がついて来なかったことぐらいか…。
来年以降に向け、確かな手応えはつかめた。試合前の合い言葉は「とにかくケガしない
ように」。それは今回だけ。次はきっと「勝とう。甲子園へ行こう」に変わることは
間違いない。
（高３３・古野 公喜）
【雑感� 曄�…遠方から来たのは西田（高３３）と谷口（高３８）の２人。西田は試合前日の
夜１１時に夜行バスで帰阪。「決勝まで４往復するつもりだった。金がかかるからバスに
したんだけど」と初戦敗退に残念そう。だが、「投げた６人のうちでオレだけ無安打に抑えた」
と自慢げに話した。懇親会の後、また１１時間、夜行バスに揺られて鹿児島へトンボ帰りだ。
谷口は新幹線で大阪・山口間を往復。登板当初は捕手までボールが届かずに頭を掻いたが、
古野（高３３）からの「替わるか」の一言に発奮。「来年はきっとリベンジします」と再起を
誓った。
【雑感�◆曄�…懇親会では豊中高校“硬式”野球部存亡の危機を救ったマル秘エピソードが
披露された。「自分たちの時に、硬式から軟式に転向するか、という話があった。我々が
阻止した。あそこで軟式に移っていたら、きょうの日はこなかったはず」と明里（高２８）は
話した。
【雑感��】○…試合に出場しなかったが、試合後の懇親会＆反省会に姿を見せたのが
山本（高３０）と浅尾（高３４）、野間弟（高３８）。山本は会社のゴルフコンペに参加後、
駆けつけ「明里さんに会えてよかった」と感激の面持ち。一方、野間弟は会の盛り上げ役に。
落語家バリのトークで、諸先輩の笑いを誘っていた。
【雑感�ぁ曄�…幸い、大きなケガ人はなし。試合前のしっかりとしたストレッチ？と
アドバイスが奏功したのか。しかし、「ケガなしで」と再三、口にしていた古野（高３３）が
一塁の守備の際に相手走者に右かかとを踏まれ、負傷した。また、試合後、自宅に戻ってから
懇親会に参加予定だった岸本（高３３）が「ウチで横になったら、腰が立たなくなった」と
懇親会参加を辞退。そういえば、岸本は１、２塁間の打球に追いつかず、ボールと一緒に
転がってたっけ…。
【雑感�ァ曄�…懇親会で盛り上がった話題の一つがゴルフ。プロゴルファー・山田（高４８）
を前にぬけぬけと自慢大会が。古野（高３３）が「先日、生まれて初めてハーフ３０台で
回った」と言えば、栗栖（高３７）が「ベストは７８です」と応戦。ちなみに今回の
参加者には、先日のゴルフ甲子園予選で７９を出した川上（高１３）、シングルの
橋田（高３２）、赤尾（高３３）と強者が勢揃い。８月２７日に行われるゴルフ甲子園での
優勝も可能？
【雑感�Α曄�…チームドクター・福岡（高３８）の出番はなかった。福岡は京都で
心臓血管外科の専門医。「しっかり、医療器具は持参してきましたが」と。しかし、昔、
バッテリーを組んでいた谷口の乱調には応急処置さえできず、「どうしようもありません
でした」と脱帽した。
【雑感�А曄�…現役時代と同じパワフルなところを披露した橋田（高３２）。二回には
センターオーバーの特大２点二塁打を放ち、スコアラーを務めた純子夫人を喜ばせた。
「まだまだ衰えてへんで」と鼻高々。懇親会もビールを控えて途中退席し、神戸で行われる
弁護士会の野球大会に向かったあたりは、力が有り余っていた？のだろう。
【雑感�─曄�…OG組もスタンドで黄色い？声援を送った。東京から帰省して駆けつけた
中室（旧姓橘、高３２）は「きっちゃん（北野）、橋田君らの姿を見てたら、ジーンと来た」
と感激の面持ち。小園（旧姓市谷、高３３）は横浜から二女・杏樹ちゃんと朝イチの飛行機で
駆けつけるなど、応援団にとっても大変な１日となった。
【編集後記、大会後記】今回は多方面の方々にお世話になりました。ありがとう
ございました。残念ながら、甲子園出場の夢は来年に持ち越しとなりました。しかし、
「怖いかな？」と懸念された硬球も、意外に問題ないことが分かりました。今年は
手探り状態でしたが、次はホントに勝ちに行きたいと思います。特に若手諸君の参加を
待ってます。来年は高４３期から５２期が若手組（２５歳〜３４歳）です。ベテラン組も
参加を。また、合わせてOB会の最新名簿作りを進めます。情報がありましたら古野まで
連絡ください。そして、現役諸君をバックアップするための援助金を募っております。
今回の大会で、運営費を除き、４万円程度の資金ができました。現役諸君にボールの
差し入れをしようと考えてます。今後とも協力をお願いします。
７月３１日午後５時 （高校３３期・古野 公喜）
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試合の場所：
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